trivial records

trivial recordsは2006年12月〜2011年7月に田北/triviaが綴っていたブログです。
すでに更新していませんが、アーカイブとして公開しています。

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いよいよ明後日、「PHOTOえほん」づくりを開催します。あと若干名、予約を受け付けています。ぼくに直接連絡してくれてもいいですよ。

今日はデジカメ10台、パソコン7台、プリンタ5台をしっかりスタンバイしました。ちょっと裏話?を明かすと、今回、FUJIFILMさんのご厚意で最終的に「フォトブック」ができあがります。このフォトブックは、FUJIFILMさんのラボで作成できる「フォトブック スクエア」とインターネットを介して注文できる「フォトブック デザイン」の2種類あるんですが、今回は前者で製本されます。実はフォトブックのソフトはもうすぐ新しい仕様が…(以下略)。

というわけで… 参加費1000円で、全国どこよりも早く新しい体験ができてモリっと楽しめます。ぜひ遊びにいらしてください。おまちしてまーす。

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写真は先日の義妹の挙式にて。兼カメラマンとして出席。

アタモは五姉妹の三女。四女のSちゃんがめでたく結婚しました(ちなみにもうすぐ次女Nちゃんも)。アタモと出逢ったのは実はこのSちゃんがきっかけ。福岡のカフェで開催されたトークイベントでぼくが小国について話した時、「小国に実家があるんです」と声をかけてきて。で、後日なぜか実家での誕生会に呼ばれ… アタモと出逢ったというわけです。そして、結婚なんて全く頭になかった(あの)ぼくが、結婚ですからね。人生ほんとに何があるか分からんなぁと。そして、ぼくがここまでがんばれたのは、少なからずアタモ家のみなさんがいたからこそであり。
しっかり写真撮らなきゃなぁと思ったのでした。おめでとう。んで、ありがとう。

bgm: いかれたbaby / Fishmans(youtube)

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「今日更新するから」って言っちゃったんで。。

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つぐみはあとちょっとで9ヶ月。数日前から何もつかまずに立てるようになりました。5秒くらいだけど…。
あれを取りたい、あそこに行きたい、お母さんのところに行きたい!… そんな感じでいつのまにか立っている。おそらく本人は手を離したことに気付いていない。ぼくは、「立ちたいよー」「やった!立てた!」みたいなもんだろうと思っていた。ハッキリと意識はしてなかったけど「立ちたいという気持ち」が手を離させるものだと思いこんでいた。でも違った。

彼女はぼくの携帯やカメラやパソコンにとても興味を示す。黒色がスキなんかなーと思ってたけど、そうではないみたい。ある人が、親が持っているものに興味を持つと教えてくれた。なるほど。めまぐるしく成長していく日々は、とてもたくさんのことを教えてくれている。もちょっと遅い成長でもいいけど。

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ここではちっともお知らせしませんでしたが、11日〜13日にえほんのくにでイベントをしました。来てくださったみなさん、ありがとうございました!詳細はこちら。ということで? えほんのくにのブログを始めました。ぼくや事務局のスタッフが綴っていきますので、よかったら。

秋はえほんのくにのイベントが盛りだくさん。例えば「PHOTOえほんづくり」。FUJIFILMさんに協力頂きながら、絵ではなく写真による絵本づくりをします。詳細はこちら。先着20名で参加者募集をしています。当日ふらっと寄ってもいいように、一応デジカメは10台くらい用意していますが、事前に予約頂いた方が確実です。特に小さいお子さんといらっしゃると楽しめると思いますよ。ぜひぜひー

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Love FMの今期のリスニングガイドが発行されました。表紙写真はこの時のやつですね。北部九州のカフェ等を中心に配布されています。欲しい人はLoveFMさんに80円切手を送ればもらえるそうです(こちら。informationのとこ)。モデルをしてくれたゆりえ嬢は、近々アイドルユニットとしてデビューするんだとか。応援しなきゃですねー

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川辺川ダム都市と田舎のエントリで、想像以上に…メールを頂いています。ありがとうございます。しっかり読んでますので!少しずつお返事していきます。あと、カメラや写真についての質問メールが多いので…それについては、後日新たにページをつくろうかと。その予定です。

で、「公共性をどう考えますか?」とかそれに類する?メールもいくつか頂いています。学生ですね。抽象的すぎだからいつか会う時にでも…なんて考えてたんだけど(相変わらず無精ですまない)、過去のデータを整理していたら6年前くらいに書いた日記が出てきました。ぼくが学生の時ですね。ウェブ上で書いていたので読んだことがある人もいるかも。その当時と(そんなに)考え方は変わってないんでこれを返事とします。。その後の6年で実践できてきたのかは不安だけど、今でも(だいたい)こんな風に考えてます。牛島さん元気かな…。

 

以下、引用。

「これがわたしの大事なもの」と、ゆっくり差し出したのはオイルの切れた100円ライターで。

ぼくはこういうものを創りたいと思ったし、これからもそう思い続けると思う。

ジョン・レノンが残したジッポは価値があって、彼女が使った100円ライターには価値がない。それを認める社会はあっても、そう言い切れる人間が世の中にどれだけいるのだろう。「それでもやはりジッポが価値があるんだよ」と、諭すことが大人だとはどうしても思えない。

それに準じて「アンダーグラウンド」などという言葉が醸し出す、薄っぺらい美学を主張したり、「あなたや私にとって大切なものです」と押しつけがましく手書きのラベルを貼り巡らせたりと、そんな表現は、もうどうでもいい。

福北展で一緒に秘密基地を創った牛島さんは「芸術はダムのようなものだ」とおっしゃった。

自然環境に対してネガティブな意味を突きつけ、無駄なように思われがちであるダムも、河川の氾濫を防ぎ、結果命が救われた人間たちがいる。何人救われたのか、は関係ない。救われた人間たちにとってダムはとても大切な存在なのだ。

とても大切な存在だという事実。その事実に目をつぶらないシンプルな感覚と行動。ただそれだけが根本に横たわっている。

100円ライターの中途半端に剥がれたバーコードの意味を、彼女以外の誰かが知っているかもしれない。そこから社会との接点が見出されるはずだ。パブリックに向けた表現は、その時点で初めてスタートラインに立つのだと思う。