trivial records

trivial recordsは2006年12月〜2011年7月に田北/triviaが綴っていたブログです。
すでに更新していませんが、アーカイブとして公開しています。

あたも

最近のアタモ。もうすぐ9ヶ月。8ヶ月過ぎくらいからみるみる大きくなってきました。

 

はるちゃん

現像が上がったので。このまえのハルちゃん。
アタモがリコーダーを吹くたび、なぜか握りこぶしを掲げる。

制作中

昨日と今日は天草へ。日比野さんの作品制作の手伝い。12月15日にオープニングを迎えるCAMKでの個展:HIGO BY HIBINO で展示される磁器の器「種器」制作です。

 

種器

エディション・ナンバーにあるように…(熊本城築城400年にあわせて)400枚!
この日の様子は、後日KAB「HIBINO CHANNEL」で紹介されるはずです。

 

おめでとー

終了後、焼き鳥屋に。丸尾焼スタッフIさんのサプライズ・バースデイパーティ。おめでとー。

 

TONIO

その後、TONIOへ移動。毎度の如く3時をまわるまで飲んだり話したり。日比野さんの「お前が超越しなくてどーすんだよ」の言葉がいつまでも頭にひっかかり。確かに最近「仕事をしている感じ」があるのも事実。山ごもりでもしたい気分。

ロウ引き袋

これ、何か分かります? ロウ引きの紙袋です。ロウ引き紙は、クラフト紙をロウ(蝋)でコーティングした素材です。ロウソクのロウです(成分同じ)。そのため、耐水性があり、強度が高いという性質を持ちます。ロウが塗られているが故に半透明、というのもポイント。

昔は肉屋さんや八百屋さんでよく見られましたよね。その後、ビニル紙などの台頭により、最近ではあまり見られなくなりました。実は、提灯も昔はこのロウ引き紙が使われてたりしたのです。

んでもあまり見られなくなったが故に懐かしい雰囲気があり、また、しわくちゃにすると、それなりの風合いが楽しめ、素材としての魅力があります。特に最近は、ロウ引き紙で作られた袋が「マルシェバッグ」と呼ばれるなど、若い女性を中心に人気が出てきています。

で、そんなロウ引き紙の性質と文化を活かして、とあるプロダクトと仕組みをデザイン中。なんですが、これが結構大変。まず、ロウ引き加工が可能な業者が少ない。んでロウ引き加工前に印刷しなくちゃならないんで時間がかかる。となると小ロット対応も難しい。そんなこんなで非常にタイトなスケジュルの中、はいずり回りながら?業者さんを探していたんです。

そして今日、わずかな…兆しが見えました。まだまだ気が抜けませんが、うまくいったら、クリスマスくらいに試験的に某地域で流通し始めます。その後さらにうまくいけば改良を繰り返して、それなりの?プロダクトと仕組みになり、地域とともに成長していくはずです。おたのしみに。

あ、そんなロウ引き袋が欲しい方はぜひしろつめさんで。笑

bgm: Wonderfull Christmastime / 羊毛とおはな