trivial records

trivial recordsは2006年12月〜2011年7月に田北/triviaが綴っていたブログです。
すでに更新していませんが、アーカイブとして公開しています。

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ときおりラボの前を花びらがひらひらと。背戸屋をすこし上がると菜の花畑。その上にはさくらが見下ろしてます。花見スポットというにはもったいない、静かな風景がありがたい。

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AIKがボランティアスタッフを募集とのこと(詳細は末尾に)。ぼくも何らか関わることになるかと思います。九州・中国の学生は特に応募してほしいなぁ。これはぼくの周り(まちづくり分野?)に限ったことなのかもだけど、アートの領域を自分の知識と経験だけで定義している人がとても多い気はします。

アートとは創造の行為そのものであり、創造の結果生じるアウトプットです。アートより福祉が大事だとか、デザインはアートとは違うから云々とか、そういう訳分かんないことを言う社会人にならないように、今のうちから「自分で作っている壁」を取っ払うチャンスに飛び込むことをすすめます。

もちろんアートの発信側で壁を作っている人たちもいます。それは自分勝手な場合もあるし、あきらめの場合もあるし、あえてそうする場合もあるし。そこでアートはこの程度だと認識することは、コミュニケーションを放棄することと同義です。想像力を忘れるのと同義です。

そう意識化してるのならどうしようと個人の自由だとは思います。アートにブランドとしての価値を見出す人たちも(個人的には関わりたくないけど)それはそれでいいのかなぁって。だけど気づかないうちに誰かの「創造の行為」を否定することだけは、避けてほしい。その中にある社会が変わるきっかけや、生活を支える感動や、地域が持続する可能性を摘んでしまうことになったりもするのです。

ていうか、そう大げさに思わずとも、例えば好きな人に想いを伝えることも、プリミティブなアートの行為です。肩肘はらずに広い世界を眺めることは、これから生きていく上できっとプラスとなるはず。自分の壁を取っ払った後に迷いが生じることもあるかもしれません。でもその迷いを共有できる人たちに出逢うことが、生きる理由のよな気もします。

以下コピペ。

AIKが企画するイベント運営のボランティアスタッフを募集しています。

アート インスティテュート 北九州(AIK)は、アートの力で社会を面白くすることを目的に、2005年10月より活動しているアートNPOです。
主な運営メンバーは、企業経営者、アーティストやミュージシャンや建築家、大学の研究者やアートマネージャーなど、アートを盛り上げたい、地域を面白くしたいなどと企んでいる人たちで構成されています。主な活動内容は、ギャラリーの運営や展覧会などのキュレーション活動、ワークショップやシンポジウムなどの教育活動です。さらに、それらの情報発信や出版活動などをと通して、地域に密着し、世界に開かれたNPOを目指しています。

AIKでは、これらの事業をサポートしてくださるボランティアスタッフを募集しています。まだ出来たばかりのNPOなので、ボランティアスタッフの皆さんの提案も積極的に受け入れながら、一緒に盛り上げていきたいと考えています。

●お仕事の一例
・ホームページやメールニュースなどでの広報
・イベントの会場設営、作品設置などのサポート
・ワークショップやシンポジウムの運営アシスタント
・イベント会場の受付、案内管理およびガイドツアー
・ドキュメント作成(ヴィデオやスチルの撮影、編集など)
・チラシ・カタログなどの制作サポート
・簡単な事務仕事のサポート
・ボランティアスタッフのとりまとめ
などなど

●AIKボランティアは、やる気次第で様々なメリットがあります。
1.アーティストやキュレーターなどのアート関係者だけでなく、ミュージシャン、建築家、研究者、映画関係者など様々な人と知り合うことができる。
2.イヴェントやアーカイヴにおけるマネジメントなどの基礎を実践から学べる。
3.国内外のオルタナティヴ・アート・スペースやアートNPOの活動に触れることができる。
4.広い意味でアートについての国際的な視野や知識を身につけることができる。

●活動場所
北九州市内外でのイベント
北九州市立旧百三十銀行ギャラリー
など

●報酬
基本的に報酬はありません。
※仕事内容によっては交通費や昼食代などの謝礼が支払われる場合もあります。

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応募方法
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ご協力いただける方は、タイトルを「ボランティア応募」として、
(1)お名前、(2)メールアドレスお電話番号、(3)ご希望内容(a〜c)、 (4)ご希
望の時間帯がある場合はその時間帯を、メールにてお知らせ下さい。
info@a-i-k.jp
どうぞご参加お待ちしています。

アートマネジメントやまちづくりに関心のある方、イベント大好き!写真が得意!力自慢!資料整理は任せて!パソコンや機材には詳しいよ!などなど、ご興味のある方は、AIK事務局までご連絡の際、得意分野や興味のある分野をアピールしてください。

AIK事務局(高橋)
メール 093-661-9130(gallery130内)
http://a-i-k.jp/