trivial records

trivial recordsは2006年12月〜2011年7月に田北/triviaが綴っていたブログです。
すでに更新していませんが、アーカイブとして公開しています。

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投票に行ってきて、今からアクロス福岡で打ち合わせ。一昨日に入試説明会の司会を頼まれて。パネルディスカッションもあるのに、んな無茶な…と思いながらもやるしかない。未だ内容を把握しておらず。広報をほとんどしていないので、あまり集まらないんじゃないかと。なので、受験をされなくても、ユーザー感性学専攻に興味のある方は、仕事帰りにでも寄ってください。また、興味のありそな人にお知らせ頂けますと幸いです。

で、選挙。毎度思うけど「最高裁判所裁判官国民審査」の情報ってほとんど知られてない。意図的じゃないかと思えるくらい。今から投票に行く方はぜひネットで調べた上で意志を表明してください。特に今回は…

何も知らずに×を書かないということは、「あなたを信任しています」という意志の表明なのです。
目新しい制度より、既存の権利を遂行する方がよっぽど大事!

それから、メセナ協議会が以前、文化政策に係る公開質問状を各党に送っています。文化行政に興味がある人はこちらも参考になるんじゃないでしょうか。文化施策に資する財政云々というより、概念的位置づけが重要。文化に対して拡がりある定義をしながら、生活との関連の中で現実的なアクションプランを見いだせているところがいいかと。

写真は、お菓子を奪って逃げるつぐみ。neiにて。

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今日は3日ぶりにつぐみに会えるので急いで帰ったら、もう既に寝ていた。ショック…。

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31日の説明会の詳細がアップされています。http://ifs.kyushu-u.ac.jp/kss_newinfos/view/id:18
準備は今から…みたいなので、どんだけ集まるのか不安ですが興味のある方はぜひ。

ぼくは、説明会の前に「天神のこれからの『創造経済』を支援する情報交流機能を提案する」という題目で、学生と一緒にMDC会員の方々向けにプレゼンテーション。参加は招待制(すいません)。天神都心開発に係るキーマンの方々によるパネルディスカッションも開催。後期のPTLは、この延長で天神・明治通り界隈が対象になります。

こちらは一般の方もOK。サグラダ・ファミリア主任彫刻家の外尾さんを招いての特別講義。外尾さんは8月からユーザー感性学専攻の客員教授になられたのです。聴講されたい方は、一応ぼくまで連絡ください。takita(アットマーク)trivia.gr.jp まで。

以下転載。
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特別講義「完成なき感性 ─ 明日はもっとよいものをつくろう」
9月3日(木)13:30〜17:00 *前半(講演)と後半(質疑)の2パート
講師:外尾悦郎氏(サグラダファミリア教会主任彫刻家)
場所:九州大学箱崎キャンパス ユーザー感性学専攻棟(旧工学部5号館)7F 多目的演習室
※場所の詳細はこちら
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世界中の建築家や芸術家に多大な影響を与えた、スペイン・バルセロナの奇跡の建築家アントニオ・ガウディ。
ガウディが生涯を捧げ、完成を未来に託しつつ建設をすすめていったサグラダファミリア聖堂は、着工から百数十年を過ぎた今もガウディの遺志を継ぐ建築家や彫刻家、そして職人たちによって建設が続けられています。その未完の大聖堂でガウディのハートと対話をしながら彫刻を続ける一人の日本人彫刻家がいます。福岡市出身の外尾悦郎氏です。
様々な困難に直面する現代人は、外尾氏の作品はもとより、作品にひろがる<ガウディ=外尾>とでも表現すべき独特の思索と世界への眼差しに、多くのことを学ぶことができるのではないでしょうか。
統合新領域学府(ユーザー感性学専攻)では、「感性」という人間の本質や根源に、より深くアプローチしていくために、この8月より、バルセロナ在住の彫刻家・外尾悦郎さんを客員教授として委嘱し、UKSの教育研究活動に随時参画していただくことになりました。今回の特別講義は、その最初の取り組みです。
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以上。

現在、コンビニ「everyone(エブリワン)」で杖立プリンが食べられます。31日まで!
とうとうコンビニ進出です。

残念ながら九州のみですが、お近くの方はぜひ!

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北九州国際ビエンナーレ2009もいよいよ10月から。
AIKのウェブサイトが更新されてますので、チェックしてみてください。
英語サイトは来週公開予定。

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ぼくが所属している「九州大学大学院統合新領域学府 ユーザー感性学専攻」にて、平成22年度4月入学の大学院生(修士・二期生)を募集しています。

申し込み・受験日程はこちらを参考にしてください:http://ifs.kyushu-u.ac.jp/pages/kss_03.html

一期生は、役所職員、会社経営者、体操インストラクター、臨床心理士、アートセラピスト、小学校教師、日本語教師、図書館司書、ライター、編集者、ファシリテーター、福祉介護士…等々といった多様なメンバで、4割が社会人という構成。有休を使って通っている学生もいます。

社会に出たものの、様々な問題意識が出てきて。「感性」を切り口に社会を、そして自らをもう一度捉えなおしてみたい… そんな学生が多いみたいです。もちろん、学部から直接進学している学生もいます。教員も多様な専門性を有したメンバが揃っています。全国を見渡しても、こういう大学院はなかなかないと思うので、興味のある方はぜひ受験を検討してみてください。

ちなみに学科試験はありません。書類審査と面接のみ。問題意識と感性で、選抜されます。

31日はアクロス福岡で入試説明会も開催します。
興味のある方はぜひどうぞ:http://ifs.kyushu-u.ac.jp/kss_newinfos/view/id:15

また、講義の中で学生たちと一緒に作成したパンフレット「ユーザー感性学専攻 インデックス」がここからダウンロードできます。
http://ifs.kyushu-u.ac.jp/kss_newinfos/view/id:17

「情報価値編集論」という、池田さんの講義の中で、ぼくもゲストで参加して作成しました。ディレクションを最小限にとどめて、学生16人で編集とデザインを同時に進めるという挑戦?の末できたものです。ゼロからの素材集め、そして学生のデザインを活かしながら収斂させていく作業は、ほんと大変でした。ウェブサイトよりも詳細の情報が掲載されているので、参考にしてください。今日の写真は、入稿2日前に爆睡しているgくん。ようがんばりました。

という感じで。一緒に面白いことやっていきましょう。

August 24, 2009