trivial records

trivial recordsは2006年12月〜2011年7月に田北/triviaが綴っていたブログです。
すでに更新していませんが、アーカイブとして公開しています。

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ひっさしぶりに休みが取れたので家族サービス。ハウステンボスへ。

とにかく食べる。しゃべる。叫ぶ。走る。飛ぶ? 最近のつぐみを見ていると全力で地球と戯れているよう。朝から昼寝もせず、今日はとにかく動き回った。(つかれた)

 

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花火前のステージ・イベントでは吸い寄せられるように前に走り出す。(たった1人で)ダンサーと一緒におどっていた。最後は周囲から握手攻め。薄々察していたが、どうやら強者らしい。あと1ヶ月で2歳。はやい。

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ナガオカさんの講座、来てくださったみなさん、ありがとうございました。当初定員80名の予定が、最終的には120名弱に。参加できなかった方々、申し訳ありませんでした。

参加された方々の日記を見ると、それぞれが何かしら持ち帰って頂いたようで、ありがたい。今後の福岡での具体的な展開について、ナガオカさんと話をしています。話が進んだらまた報告します。

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忘れてないですよ。(書くなんて言わなきゃよかったとは思ってますが)
講義の振り返り。

【2回目】路地裏について考える@URCパネルディスカッション(10/13 終了)

講義と同日に、URCにて路地裏をテーマにしたシンポジウムがあったので、受講者に参加してもらった。路地裏とは、計画的に残されたものではない。にも関わらず、それを美的対象として愛で、残そうとする風潮が近年ある。
1回目の話に沿うと「路地裏を、風景として眺めるようになった」ということになる。

その実際について、考えてもらおうと思い参加。ただ、パネルディスカッション自体は、ディスカッションがなかったのがちょっと…。

以上、3回目に続く。(年末に一気に書きたいな)

ケンタウロス

アキ工作社さんのケンタウロス・ロボット(@施工中)。ぼくがディレクションを担当している某展に出展してくださる。
d-torso。建築を拠り所にした発想も秀逸だけど、何よりプロダクトとしてのクオリティが高い。3次元に至るプロセスで丁寧にエスキースされている事実が見てとれる。大分の片田舎に事務所を構えるアキ工作社さんは、現在、廃校となった小学校に事務所を移転中。そこがまたいいとこなんです。地域との接点を見据えてらっしゃるだけに、今後の活動も要注目。そこらへんの詳細は松岡さんのブログに

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先日D&Dから創刊された「d design travel」冊子dを継承・発展させた新たな展開が始まりました。ぼくも「47 REASONS WHY TO TRAVEL JAPAN」にて協力。熊本のおすすめデザインを紹介しています。何を紹介したかは、ぜひ手にとって…。

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ナガオカさんの講座。残りは10数人となりました。希望される方はぜひ早めに申し込みを。ぼくから返信が来ていない場合は、正常にメールが送られていない可能性があります。アドレスを確認の上、再度申し込みください。よろしくお願いいたします。

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現在の時刻1時半(夜の)。ようやく仕事を終えた今から車で大分へ。2時間半くらいだろうか。。いつ寝ろっていう…

九州大学
筥崎宮

今日は取り急ぎのお知らせもろもろ。

まず、12月17日〜20日に九大箱崎キャンパスにて「箱崎千年会議 HAMIC 1/1000」というイベントを開催します。チラシはこちら。

10年後までに、九大は伊都キャンパスに全て移転する(予定)。九大に赴任して真っ先に目に入ったのは、人がいなくなった校舎群。その経緯を物語る寂れた佇まいが気になって仕様がなかった。赴任する前は、キャンパスの跡地活用は詰められているだろうと思っていた。でも実際は、未だにビジョンすら見いだせていない。43haという広大な敷地と、複雑に絡み合う政治的なベクトルが機動力を弱めているのかもしれない。

新キャンパスに力点が置かれるのは分からなくはない。巨大な組織に属していながら地域とビジョンを紡ぎ出す難儀さもよくわかる。でも、長い間お世話になったまちへの仁義は、当事者の事情を越えた位置に在る。

100年蓄積させてもらった歴史にどう敬意を表すのか。大学は何を手渡し、残されたまちは何を引き継ぐべきなのか。叡智を結集しているはずの学舎の去り様は、ただ跡地を高く売ることのみではないはずで。

キャンパスが10年放置される必然はない。この10年間で、これから100年のまちの可能性を紡ぎ出せるかもしれない。そんなことを考えながら、行動を起こしていこうと。今回のイベントは、藤枝先生(音がなります。注意)の演習の一環と位置付けられ、学生が中心となり運営しています。試行錯誤しながら、がんばっています。

18日には、ナガオカケンメイさんに「ロングライフデザイン」についてお話をして頂くことに。当初はぼくの講義に来てもらう予定だったけど、日程が近かったので、このイベントにあわせることにしました。箱崎がテーマではないけれど、「ロングライフ」なる視点が示唆してくれる事柄も多いと思う。講座終了後、「地域文化デザイン論」では学生自身が「九州のロングライフデザイン」を探し、見立てる演習へとつなげていきます。

参加希望の方は、お名前・連絡先・ナガオカさんへの質問を明記の上、チラシに掲載されたぼくのアドレスから申し込みをしてください。D&Dのサイトでお知らせして頂いたこともあり、チラシをまだ配布していないにも関わらず、すでに定員が半分くらい埋まっています。ぜひお早めに。

HAMICでは、他にも様々なプログラムが用意されています。箱崎のまちや跡地活用について話をするのは、19日のパネルディスカッション。興味のある方はぜひいらしてください。福岡市長、九大総長、サグラダファミリアの外尾さんも出演します。箱崎に住まわれている方々が出演する前半は、ぼくがコーディネーターです。

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HAMICにあわせてブックフェアをして頂く、ブックスキューブリック箱崎では、駒形克己作品展「ART on PAPER」が開催中。つぐみが生まれた際、熊本の愛すべき書店主Tさんから頂いたのが駒形さんの絵本。その誠実な設えに気付くまで、破られないようこっそり保存している。九州ではなかなか見られない展示。これを機会に箱崎に、ぜひ。

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明日は、熊本・御船市で講演。熊本県が主催する「まち育て塾」の塾生50人弱の人たちが対象だとか。意識の高い方々が県内外から集まっているようで楽しみです。咳がなかなかぬけないので、聞き苦しかったらご勘弁…。

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cotomonoさんの個展がテトラで開催中。22日まで。モノづくりの背景を真摯に追求する彼女の態度には頭が下がります。必見ですよ。ぼくは今日いきます。

 

九州三湯物語

明後日は、福岡市役所前ふれあい広場で、九州三湯温泉まつり。三湯定食(!)が振る舞われるとか。詳しくはこちら。お近くにいらした方はお立ち寄りください。